ハッカソンから生まれた、縦に配置する新たなスタイルのお箸とスタンド 「sutto」を新潟県燕市から Kickstarterにて11月30日からクラウドファンディング開始

金属のスタンド同士が、分子の力で吸い付くプレミアム版も提供

20171130

FutuRocket株式会社(読み:フューチャーロケット、本社:東京都品川区、代表取締役:美谷 広海)は、新潟県燕市とTechShop Tokyoのハッカソンから生まれた新たなスタイルのお箸とスタンド、「sutto」(読み:スット)を1130日からKickstarterにてクラウドファンディングを開始します。

KickStarter URL:



sutto」は新潟県燕市を中心とした金属加工の技術を活かして、生まれた新しいスタイルのお箸とスタンドです。新潟県燕市により、TechShop Tokyoにおいて2017225に開催されたTSUBAME HACK!で生まれたコンセプトを、アクセラレーションプログラムを経て、クラウドファンディングを1127日からKickStarterにて開始することになりました。

sutto」はお箸をテーブルの上に、縦に配置するという新たなスタイルを提案しています。従来のお箸は手元に横に置かれていますが、カウンターやテーブルのでは、手を置く位置とお箸を置く位置が重なることもあり、特に海外での日本料理店などにおいて煩わしく感じることもありました。そこでグラスや瓶、お花など縦のシルエットを持つテーブル上の物ともマッチする縦方向のデザインを持ったお箸とスタンドを新たにデザインしました。


sutto」のお箸の中央部とスタンドは無垢のステンレスでできおてり、お箸をスタンドに置くとすっと収まり、お箸とスタンドが一体の平滑な平面を生み出すようにデザインされています。

sutto」はiPodの背面の鏡面仕上げを行っていたことも知られている工場によって磨かれており、周りの景色が映り込むことで違った表情を楽しむことができます。スタンドに周辺の景色が映り込むことで、スタンドの存在感が消え、箸が宙に浮いているようにも見えるようにデザインしました。

sutto」のお箸の先端と後端はチタンでできており、これにより雑菌の繁殖を抑え、箸を清潔に保ちます。

またより金属の特性を活かしたプレミアム版を今回は作成しました。プレミアム版では、リンギングと呼ばれる、平滑に磨いた金属同士が、磁力ではなく金属の分子同士が惹きつけ合う力と、磨かれた平面から追い出された空気による圧力が働くことで吸い付くという現象を利用しています。

sutto」プレミアム版では、平滑に磨かれたスタンド同士の平面を押し付けることで、複数のスタンドが吸い付くようにデザインしました。


sutto」はKickStarterのクラウドファンディングにおいて、通常版が29800円から、プレミアム版が42800円から、支援を行っていただくことができます。

Made in Tsubame, JAPAN
sutto」は新潟県燕市を中心に、5つの地元の工場((株)今井技巧、(有)カトウ鉄工、小林研業、(有)徳吉工業、(有)長谷川挽物製作所:あいうえお順)に協力いただき、作成しました。前述のように、Apple製品の鏡面仕上げを行ったり、高い技術力を持った各社にご協力いただき、このような製品を作成させていただくことが可能となりました。

sutto仕樣
サイズ:箸(太さ3-7, 長さ220 mm)、スタンド(30, 高さ108, 奥行き60 mm)
重量:箸1膳(55g)、スタンド(1Kg)
材質:ステンレス、チタン(箸の両端)

FutuRocket株式会社とは:
株式会社Cerevoにて、創業者である美谷広海(みたにひろうみ)が海外のセールス・マーケティング担当(Senior VP, Global Sales & Marketing)として勤務後、独立して20178月末に起業をした会社です。201711月現在は、ひとりメーカー+プロジェクトチーム制という形でモノづくりやサービスの提供を行っていきます。
FutuRocket株式会社はシャープ株式会社による第4回モノづくりブートキャンプ「IoT.make Bootcamp」にも選抜され、参加しました。

創業者は、Ruby on RailsというWebアプリケーションフレームワークを作成したプログラマ、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン氏が執筆を行っている「小さなチーム・大きな仕事」(早川書房)を共訳しました。
こちらの書籍で書かれているような「小さなチームから、魅力的な大きくな商品を生み出していく」というスタイルで、プロジェクト制による数名のメンバーでチームを構成しながら、製品の企画・開発・販売を行っています。
現在、複数のプロジェクト、チームにて開発が進行しており、今回は、新潟県燕市とTechShop Tokyoのハッカソンとアクセラレーションプログラムから生まれたデザイン製品を発表しました。

近日中に、IoT製品である新たな製品も発表を予定しております。

広報連絡先:
問い合わせ先:hiroumi@futurocket.co (美谷)

プレスキット:https://goo.gl/J1ML7o

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